MIRS2502-DSGN-0002 - PoC構想
名称 MIRS2502 PoC構想
番号 MIRS2502-DSGN-0002

版数 最終更新日 作成 承認 改訂記事
A01 2025.07.02 井出 基博 初版


本ドキュメントは、MIRS2502のPoC(Proof of Concept:概念設計)構想についてのドキュメントである。

1. ペルソナの設定

1.1. ペルソナの属性

Aさん(仮名)

(50歳/道路舗装建設現場の現場監督)


1.2. ゴール(達成したいこと・理想の状態)

現場の出入口の清掃をガードマンさんのご厚意で行わさせてしまっているため、夏だと熱中症の危険性などもあったり、やらせてしまっているという心的負担もあるため、ガードマンさんのご厚意がなくとも出入口を綺麗にしておきたい。

1.3. ストーリー(業務上の状況・環境)

Aさんは道路舗装工事現場の現場監督を担当しており、通常の業務が非常に忙しく、工期なども見据えて指示を出さないといけないため、清掃まで指示が行き届かない場合が多い。毎週金曜日に清掃を行っているが、現場の顔である出入口は綺麗にしておきたいという心情がある。しかし現状はガードマンさんがご厚意で出入口の清掃を行っているという状態で、できれば負担をかけたくないと感じている

1.4. 課題(現場監督としての困りごと)


図2.課題

1.5. 現状(行動・工夫)

1.6. 情報源(日常的に触れている情報)

2. リーンキャンバス

対象顧客:道路舗装工事現場の現場監督、出入口を担当しているガードマン

課題:清掃をガードマンさんのご厚意で行わせていること

セクション 内容
1. 課題 ・出入口の清掃を厚意で行わさせている問題
・現場の顔なので綺麗にしておきたい
2. 顧客セグメント ・道路舗装工事現場の現場監督
・現場の出入口を担当しているガードマン
3. 独自の価値提案 ・散水と清掃を同時に行える
・柔軟に範囲を選択できるアルゴリズム
・自動化することによる効率化、品質保証
4. ソリューション ・散水しながら清掃を行うロボットの導入
・自動化することによる負担の軽減
5. チャネル ・加和太建設さんとの共同実証
・MIRS発表会
・チャレコンなど各種コンテスト
6. 収益の流れ ・ロボット本体の販売
・メンテナンス・サポート契約
・レンタル方式の導入による定期収入
7. コスト構造 ・機体製造費
・ソフト開発コスト
・テスト・現場実証費
8. 主要指標 ・導入後の現場での作業効率変化
・導入先からの稼働満足度・継続率
・実際に使ってみた方からの声
9. 圧倒的優位性 ・現場実証済みの信頼性
・工事現場特化のインタフェース
・現場のニーズを聞いてそれを反映しているというストーリー

3. PoC計画

3.1. PoCの目的

清掃範囲の選択をする際の物体認識、範囲認識を行えるかの検証

3.2 検証内容(仮説)

3.3 検証環境

3.4 使用機材・技術

3.5 成功基準(KPI)

3.6 リスクと対策

4. 使用物品・購入物品(PoC検証用)

MG5標準機以外でPoC検証に必要な追加物品を以下に示す。

品名 型番 単価(税込) 個数 小計(税込) 備考 URL
モーター ジャンク品 1個 0円
LiDAR RPLiDAR S1- 1台 - MIRS用貸出物品
Webカメラ logicool C270 - 1台 - 香川先生より借用
フィラメント - 1束 - アトリエより借用
合計0円



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